狩猟免許試験とは?試験の概要と例題

管理人
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この記事は、こんな人におすすめです!
狩猟免許試験、
・第一種銃猟免許
・第二種銃猟免許
・わな猟免許
・網猟免許
以上、いずれかの取得を目指している人。

<目次>
1.狩猟免許試験とは?試験の概要
2.狩猟免許試験における【知識試験】について
3.狩猟免許試験例題集
 3-1.鳥獣の保護および管理並びに狩猟の適正化に関する法令の例題
 3-2.猟具に関する知識の例題
    3-2-1.猟具に関する知識の例題【第一種銃猟】
    3-2-2.猟具に関する知識の例題【わな猟】
    3-2-3.猟具に関する知識の例題【第二種銃猟】
    3-2-4.猟具に関する知識の例題【網猟】
 3-3.鳥獣に関する知識の例題
    3-3-1.鳥獣に関する知識の例題【一般的知識】
    3-3-2.鳥獣に関する知識の例題【鳥獣の判別】
    3-3-3.鳥獣に関する知識の例題【捕獲後の措置】
    3-3-4.鳥獣に関する知識の例題【鳥獣の生態等】
 3-4.鳥獣の保護および管理に関する知識の例題
4.狩猟免許試験における【適正試験】について
5.狩猟免許試験における【技能試験】について
 5-1.狩猟免許試験における技能試験の概要
 5-2.第一種銃猟および第二種銃猟免許試験の実施方法
 5-3.網猟・わな猟免許試験の実施方法
6.まとめ


-1.狩猟免許試験とは?試験の概要

狩猟免許の種類別の試験内容は下表のとうりです。

免許の種類 技 能 試 験 知識試験 適正試験
網・わな猟 ・猟具の使用の是非の判別
・猟具の架設
・鳥獣の種類の判別
法令

猟具の知識

鳥獣の知識

鳥獣の保護等

視力

聴力

運動

第一種銃猟 ・銃器の操作方法
・距離の目測
・鳥獣の種類の判別
第二種銃猟

上表のとうり、狩猟免許試験は、次の4つの免許の種類に応じて行われます。
① 第一種銃猟免許
② 第二種銃猟免許
③ 網猟免許
④ わな猟免許
上記、いずれの免許も
・知識試験
・適性試験
・技能試験
で構成されています。
試験は次の順で行われます。
(1)知識試験
(2)適性試験
(3)技能試験
知識試験、適性試験に合格しないと技能試験を受けることができません。





2.狩猟免許試験における【知識試験】について

知識試験は次の4つの分野から出題されます。
① 鳥獣の保護および管理並びに狩猟の適正化に関する法令の知識(13問)
② 猟具に関する知識(6問)
③ 鳥獣に関する知識(9問)
④ 鳥獣の保護および管理に関する知識(2問)
以上のうち法令に関する問題は狩猟免許の種類に関係なく共通の問題として出題されます。

以上の項目で合計30問出題されます。

また、実際の試験においては3肢択一で出題されます。
つまり、各設問において3つの記述の中から1つを選んで解答することになります。

具体的には、
・【○○についての記述のうち、適切なものはどれか】
・【○○についての記述のうち、正しいのはどれか】
・【○○についての記述のうち、誤っているものは】
のように出題されるんですね。

なお、以下の例題では三択ではなく1問1答、(○、×)で解答してください。


3.狩猟免許試験例題集

<目次>
3-1.鳥獣の保護および管理並びに狩猟の適正化に関する法令の例題
3-2.猟具に関する知識の例題
3-3.鳥獣に関する知識の例題
3-4.鳥獣の保護および管理に関する知識の例題


3-1.鳥獣の保護および管理並びに狩猟の適正化に関する法令の例題

a問題1.          <問題1.の答を見る>
第1種銃猟免許を所持している者が使用できる銃器は、散弾銃とライフル銃である。

a問題2.          <問題2.の答を見る>
第2種銃猟免許を取得していれば、ライフル銃を使用できる。

a問題3.          <問題3.の答を見る>
第2種銃猟免許を取得していれば、空気銃および散弾銃を使用できる。

a問題4.          <問題4.の答を見る>
使用できる猟法は、狩猟免許の種類に応じて決められているが、一部の猟法については、鳥獣の保護繁殖等を図るために使用が禁止されている。

a問題5.          <問題5.の答を見る>
とりもちは危険性が小さい猟具であり使用できる。

a問題6.          <問題6.の答を見る>
空気散弾銃は半矢になる可能性が高いので使用が禁止されている。

a問題7.          <問題7.の答を見る>
据銃は人に危害を加える恐れがあるので原則として使用が禁止されているが例外として、センサー付きのものであれば使用できる。

a問題8.          <問題8.の答を見る>
散弾銃の標準的な口径は12番または20番であり、 番数の大きい20番の方が口径が長い。

a問題9.          <問題9.の答を見る>
運航しているモーターボートからの発砲は原則として禁止されているが5ノット未満又は停泊していれば発砲はできる。

a問題10.          <問題10.の答を見る>
狩猟鳥の捕獲にあたっては「くくり罠」、「箱罠」を使用することができる。

a問題11.          <問題11.の答を見る>
狩猟免許の有効範囲は全国である。

a問題12.          <問題12.の答を見る>
狩猟免許の有効期限は当初は3年間であり、更新後は4年である。

a問題13.          <問題13.の答を見る>
狩猟免許の有効期限の最終日は9月14日である。

a問題14.          <問題14.の答を見る>
鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律などに違反した場合は、違反の程度にかかわらず狩猟免許が取り消される 。

a問題15.          <問題15.の答を見る>
狩猟免許を受けた者は、住所地の都道府県知事に事前に狩猟者登録を行えば全国どこの都道府県でも狩猟ができる。

a問題16.          <問題16.の答を見る>
狩猟できる期間は全国一律で、11月15日~翌年2月15日までである。

a問題17.          <問題17.の答を見る>
ヌートリア、キツネ、ツキノワグマはすべて狩猟鳥獣である。

a問題18.          <問題18.の答を見る>
一日に捕獲できるキジバトの上限は5羽である。

a問題19.          <問題19.の答を見る>
公道、鳥獣保護区、休猟区はいずれも狩猟鳥獣の捕獲が禁止されている。

a問題20.          <問題20.の答を見る>
放鳥獣猟区の中には、キジのメスでも捕獲できる猟区もある。

a問題21.          <問題21.の答を見る>
垣やさくで囲まれた土地、または作物のある土地で鳥獣を捕獲する場合、必ずしもそ土地の占有者の承諾を得る必要はない。

a問題22.          <問題22.の答を見る>
鳥獣保護区から狩猟ができる場所に追い出せば、ニホンジカを捕獲できる。

a問題23.          <問題23.の答を見る>
鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律の担当行政機関について、国では「環境省」、都道府県では「自然環境行政または農林行政担当部局」が担当している。

a問題24.          <問題24.の答を見る>
違法に捕獲した鳥獣は、卵、またははく製であっても譲渡や譲受けは禁止されている。

a
以上、「鳥獣の保護および管理並びに狩猟の適正化に関する法令の例題」でした。

次は、 3-2.猟具に関する知識の例題












3-1.鳥獣の保護および管理並びに狩猟の適正化に関する法令、例題の答

問題24の答;【◎】


以上、「鳥獣の保護および管理並びに狩猟の適正化に関する法令の例題」でした。

<「問題1」に戻る>

<目次に戻る>

問題23の答;【◎】
<次の問題>

問題22の答;【×】
鳥獣保護区からの獲物の追い出しは禁止されている。
<次の問題>

問題21の答;【×】
土地占有者の承諾を得る必要がある。
<次の問題>

問題20の答;【◎】
<次の問題>

問題19の答;【◎】
<次の問題>

問題18の答;【×】
10羽まで捕獲できる。
<次の問題>

問題17の答;【◎】
<次の問題>

問題16の答;【×】
北海道を除く都府県は11月15日~翌年2月15日まで。北海道は10月1日~翌年1月31日まで。
<次の問題>

問題15の答;【×】
狩猟を行う都道府県ごとに狩猟者登録しなければならない。
<次の問題>

問題14の答;【×】
軽易な違反の場合には、取り消されないことがある。
<次の問題>

問題13の答;【◎】
取得後3年目の9月14日が期限である。
<次の問題>

問題12の答;【×】
新規に取得した当初は約3年であり、更新後はきっちり3年である。
<次の問題>

問題11の答;【◎】
全国で有効であるが、狩猟者登録は都道府県単位となる。
<次の問題>

問題10の答;【×】
「わな」は狩猟鳥の捕獲には使用できない。
<次の問題>

問題9の答;【◎】
<次の問題>

問題8の答;【×】
逆である。
<次の問題>

問題7の答;【×】
据銃の使用は例外なく禁止されている。
<次の問題>

問題6の答;【◎】
<次の問題>

問題5の答;【×】
とりもちを猟具として使用することはできない。
<次の問題>

問題4の答;【◎】
クマに対する箱罠やくくり罠の使用は禁止。
<次の問題>

問題3の答;【×】
散弾銃は使用できない。
<次の問題>

問題2の答;【×】
ライフル銃は使用できない。
<次の問題>

問題1の答;【×】
空気銃も使用できる。ただし、使用する銃器の種類として装薬銃と空気銃を選択して第1種銃猟登録を行う必要がある。
<次の問題>


3-2.猟具に関する知識の例題

3-2-1.猟具に関する知識の例題【第一種銃猟】
3-2-2.猟具に関する知識の例題【わな猟】
3-2-3.猟具に関する知識の例題【第二種銃猟】
3-2-4.猟具に関する知識の例題【網猟】


3-2-1.猟具に関する知識の例題【第一種銃猟】

a問題1.          <問題1.の答を見る>
自動銃は、発射の際に生じるガス圧や反動を利用して、実包の装填や空薬きょうの排出を行う散弾銃である。

a問題2.          <問題2.の答を見る>
安全装置をかけておけば、脱包しなくても銃器を持ったまま飛び跳ねたりして大丈夫である。

a問題3.          <問題3.の答を見る>
スラッグ弾はライフル銃で大型獣捕獲に使用する単体弾のことである。

a問題4.          <問題4.の答を見る>
一般のスラッグ弾の最大有効射程は100メートルである。

a問題5.          <問題5.の答を見る>
コジュケイやタシギには9号前後の散弾を使用する。

a問題6.          <問題6.の答を見る>
銃の取り扱いに慣れるためには、空撃ちで練習するのが効果的である。


3-2-1.猟具に関する知識の例題【第一種銃猟】の答

問題6の答;【×】
空撃ちは撃針やバネの損傷を招く恐れがある。






以上、「猟具に関する知識の例題【第一種銃猟】でした。
<「問題1」に戻る>

<目次に戻る>

問題5の答;【◎】
<次の問題>

問題4の答;【◎】
<次の問題>

問題3の答;【×】
スラッグ弾は散弾銃で使用できる単体弾である。
<次の問題>

問題2の答;【×】
振動を与えると撃鉄がはずれ、暴発する恐れがある。
<次の問題>

問題1の答;【◎】
<次の問題>


<3-2-2.猟具に関する知識の例題【わな猟】の例題>

a問題1.          <問題1.の答を見る>
「くくりわな」には、引きずり型、ピラミッド型、筒式イタチ捕獲器がある。

a問題2.          <問題2.の答を見る>
箱わなは、箱の中に獣が入り込むと、内部に張られた網にからめられることにより捕獲するわなのことである。

a問題3.          <問題3.の答を見る>
はこおとしわな」は天井部が落下するが、底板の数センチメートル上にある”さん”で止まって獲物を閉じ込めるわなである。

a問題4.          <問題4.の答を見る>
くくりわなの締め付け防止金具は、くくりわなに獣がかかったとき、わなを固定した立木等にダメージを与えないようにするためのものである。

a問題5.          <問題5.の答を見る>
筒式イタチ捕獲器のストッパーは、非狩猟鳥獣であるイタチのメスなどがかかった場合に、へい死しないように紐の途中にこぶしなどを作って首を絞めきらないようにするためのものである。

a問題6.          <問題6.の答を見る>
くくり罠は鹿やイノシシなどの通り道に設置しておいた針金やワイヤーロープなどで作った輪によって、鹿やイノシシの脚をくくり捕えることができる。

aa


3-2-2.猟具に関する知識の例題【わな猟】の答

問題6の答;【◎】


以上、「猟具に関する知識の例題【わな猟】」でした。
<「問題1」に戻る>

<目次に戻る>

問題5の答;【◎】
<次の問題>

問題4の答;【×】
締め付け防止金具は、捕獲する意図がなかった獣がかかったとき、容易に開放できるようにするためのものである。
<次の問題>

問題3の答;【◎】
<次の問題>

問題2の答;【×】
箱わなは、入り込んだ獣が餌をくわえて引いたりすると、出入り口が遮断され獣を閉じ込めて捕獲するわなのことである。
<次の問題>

問題1の答;【◎】
<次の問題>


<3-2-3.猟具に関する知識の例題【第二種銃猟】の例題>

a問題1.          <問題1.の答を見る>
ポンプ式空気銃は、ばねの復元力によるピストンの前進で空気を噴気孔から銃腔へ噴出させ、弾丸を発射する銃器である。

a問題2.          <問題2.の答を見る>
ポンプ式空気銃は、弾丸発射時にほとんど反動を感じない。

a問題3.          <問題3.の答を見る>
スプリング式空気銃の弾丸の最大有効射程距離は、約10メートルである。

a問題4.          <問題4.の答を見る>
圧縮ガス銃は、交換式のボンベに入った液化ガス等の気化圧力を利用して、弾丸を発射する銃器である。

a問題5.          <問題5.の答を見る>
ポンプ式空気銃は、ポンプによって炭酸ガスを圧縮する。

a

問題6.          <問題6.の答を見る>
ポンプ式空気銃の標準ポンプ回数は、1回から2回である。


猟具に関する知識の例題【第二種銃猟】の答

問題6の答;【×】
3~5回。


以上、「猟具に関する知識の例題【第二種銃猟】」でした。
<「問題1」に戻る>

<目次に戻る>

問題5の答;【×】
<次の問題>

問題4の答;【◎】
<次の問題>

問題3の答;【×】
約30メートルである。
<次の問題>

問題2の答;【◎】
<次の問題>

問題1の答;【◎】
<次の問題>


<3-2-4.猟具に関する知識の例題【網猟】の例題>

a問題1.          <問題1.の答を見る>
むそう網には、「穂打ち」、「片むそう」、「双むそう」、「袖むそう」がある。

a問題2.          <問題2.の答を見る>
谷切網は、坂網、坂取網と呼ばれることもある。

a問題3.          <問題3.の答を見る>
はり網は、空中に立体的に網を張るなどして鳥獣を捕獲する網のことでる。

a問題4.          <問題4.の答を見る>
カモ類を捕獲するために水田に張ったはり網については、日没から日の出前までの夜間に限り、一晩中張りっぱなしにしておくことができる。


猟具に関する知識の例題【網猟】の答

問題4の答;【×】
はり網を張りっぱなしにして使用することは禁止されている。ただし、ノウサギやユキウサギを捕獲するはり網はこの限りにあらず。


以上、「猟具に関する知識の例題【網猟】」でした。

<「問題1」に戻る>

<目次に戻る>

問題3の答;【◎】
<次の問題>

問題2の答;【×】
谷切網は峰越網と呼ばれることもある。

<次の問題>

問題1の答;【◎】
<次の問題>


3-3.鳥獣に関する知識の例題

3-3-1.鳥獣に関する知識の例題【一般的知識】
3-3-2.鳥獣に関する知識の例題【鳥獣の判別】
3-3-3.鳥獣に関する知識の例題【捕獲後の措置】
3-3-4.鳥獣に関する知識の例題【鳥獣の生態等】


<3-3-1.鳥獣に関する知識の例題【一般的知識】>

a問題1.          <問題1.の答を見る>
冬鳥とは、日本で冬の期間だけ見られる鳥類のことを言う。

a問題2.          <問題2.の答を見る>
日本で見られる鳥類のうち、約50%が渡り鳥である。


<3-3-1.鳥獣に関する知識の例題【一般的知識】の答>

<「問題1」に戻る>

<目次に戻る>

問題2の答;【×】
約80%が渡り鳥である。


以上、「鳥獣に関する知識の例題【一般的知識】」でした。
<「問題1」に戻る>

<目次に戻る>

問題1の答;【◎】
留鳥は年中生息してる鳥類である。

<次の問題>


<3-3-2.鳥獣に関する知識の例題【鳥獣の判別】>

a問題1.          <問題1.の答を見る>
キジとヤマドリのオスの胴体の大きさは、同じくらいであるが尾はキジの方が長い。

a問題2.          <問題2.の答を見る>
イタチはオス、メス同じくらいの大きさである。

<3-3-2.鳥獣に関する知識の例題【鳥獣の判別】の答>

問題2の答;【×】
イタチはオスの方が大きい。


以上、「鳥獣に関する知識の例題【鳥獣の判別】」でした。
<「問題1」に戻る>

<目次に戻る>

問題1の答;【×】
ヤマドリの方が長い

<次の問題>


<3-3-3.鳥獣に関する知識の例題【捕獲後の措置】>

a問題1.          <問題1.の答を見る>
狩猟鳥獣は一般的に病気や寄生虫をもっていることが多いので、肉は生で食べない方が安全である。

a問題2.          <問題2.の答を見る>
捕獲後の血抜きのタイミングはいつでもよい。

<3-3-3.鳥獣に関する知識の例題【捕獲後の措置】の答>

問題2の答;【×】
捕獲後、速やかに血抜き処理することが重要。


以上、「鳥獣に関する知識の例題【捕獲後の措置】」でした。
<「問題1」に戻る>

<目次に戻る>

問題1の答;【◎】
<次の問題>


<3-3-4.鳥獣に関する知識の例題【鳥獣の生態等】>

a問題1.          <問題1.の答を見る>
オナガガモは一般的に冬鳥である。

a問題2.          <問題2.の答を見る>
ヤマドリは冬鳥である。

a問題3.          <問題3.の答を見る>
ヌタ場を形成する獣類はニホンジカである。


<3-3-4.鳥獣に関する知識の例題【鳥獣の生態等】の答>

問題3の答;【×】
イノシシである。


以上、「鳥獣に関する知識の例題【鳥獣の生態等】」でした。
<「問題1」に戻る>

<目次に戻る>

問題2の答;【×】
キジ、ヤマドリは留鳥である。

<次の問題>

問題1の答;【◎】
冬の渡り鳥である。

<次の問題>


3-4.鳥獣の保護および管理に関する知識の例題

a問題1.          <問題1.の答を見る>
有害鳥獣捕獲を行うためには、捕獲しようとする鳥獣の種類や捕獲場所等に応じて、環境大臣、都道府県知事、あるいは市町村長のいずれかの許可を受けなければならない。

a
問題2.          <問題2.の答を見る>
錯誤捕獲してしまった場合は、速やかに放すか、必要に応じて関係行政機関に連絡し傷病鳥獣として保護する。


3-4.鳥獣の保護および管理に関する知識の例題の答

問題2の答;【◎】


以上、「鳥獣の保護および管理に関する知識の例題」でした。

<「問題1」に戻る>

<目次に戻る>

問題1の答;【◎】
<次の問題>


4.狩猟免許試験における【適正試験】について

適正試験は、
・視力
・聴力
・四肢の屈伸等の運動能力
について、一定の基準を満たせば合格となります。
視力以外は、免許の種類関係なく共通です。
■ 視力
第一種銃猟免許または第二種銃猟免許の場合

・両眼で、0.7以上であり、かつ1眼でそれぞれ0.3以上であること。
・ただし、一眼の視力が0.3に満たない者、又は1眼が見えない者については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上であること。

網猟またはワナ猟免許の場合

・両眼0.5以上であること。
・ただし、一眼が見えない者については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.5以上であること。
以上、「万国式試視力表」により検査。矯正視力を含む。

■ 聴力

10メートルの距離で、90デシベルの警音器の音が聞こえる聴力を有すること。
補聴器の着用可。

■ 運動能力

狩猟の安全を行うことに支障を及ぼす恐れのある四肢または体幹の障害がないこと。
ただし、狩猟を安全に行うことに支障を及ぼす恐れのある四肢又は体幹の障害がある者については、その者の身体の状態に応じた補助手段を講ずることにより、狩猟を行うことに支障を及ぼす恐れがないと認められる者であること。


5.狩猟免許試験における【技能試験】について

<目次>
5-1.狩猟免許試験における技能試験の概要
5-2.第一種銃猟および第二種銃猟免許試験の実施方法
5-3.網猟・わな猟免許免許試験の実施方法


5-1.狩猟免許試験における技能試験の概要

技能試験の採点は減点式で行われます。
70%以上の得点で合格となります。
ただ、この減点数は一律じゃないんですね!
課題によって減点される数字が大きく異なります。
具体的には、
・鳥獣判別で一種類の判別を間違えた場合は”2点”の減点
・銃器の操作(点検・分解・結合)がまったくできなかった場合は”31点”の減点!
つまり、これだけで技能試験は不合格となってしまいます!
具体的な課題、
・銃器の操作
・猟具の判別、架設
・鳥獣判別
・距離の目測
等々は次項で解説します。

5-2.第一種銃猟および第二種銃猟免許試験の実施方法

技能試験では模造銃を使って実施されます。
・第一種銃猟免許は模造散弾銃
・第二種銃猟免許は模造空気銃
通常、散弾銃は水平二連銃、空気銃はスプリング式かポンプ式空気銃が使われることが多いようです。

第一種銃猟免許に出題される課題

(1)銃器の安全点検を行う
(2)銃器の分解及び結合を行う
(3)模擬弾の装填を行う
(4)射撃姿勢をとる
(5)模造弾を脱包する
(6)銃器を保持し、3~5人で縦隊及び横隊で移動する
(7)高所または近接できない人と銃器の受渡しを行う
(8)銃器の受渡しを行う
(9)休憩時の銃器の操作を行う
(10)休憩時に銃器を置く操作
(11)圧縮操作を行う
(12)装填操作を行う
(13)射撃姿勢をとる
(14)距離の目測を行う
・300メートル
・50メートル
・10メートル
(15)鳥獣の判別を行う
狩猟鳥獣、非狩猟鳥獣16種類について判別する。

【第一種銃猟】課題に対する主な減点事項と減点数
減  点  事  項 減点数
圧縮操作等、装填、射撃姿勢ができない場合 31
圧縮操作等、装填、射撃姿勢が円滑でない場合 10
装填、射撃姿勢、脱包ができない場合 31
装填、射撃姿勢、脱包が円滑でない場合 10
点検、分解、結合ができない場合 31
点検、分解、結合が円滑でない場合 10
銃器の保持、銃器の受け渡しができない場合 31
銃器の保持、銃器の受け渡しが円滑にでない場合 10
休憩時の銃器の取り扱いができない場合 31
休憩時の銃器の取り扱いが円滑でない場合 10
銃口を人に向けた場合 10
各操作を行う際に、実包の有無、銃口内の遺物有無を確認しない場合 5
銃身、作動部、銃床、銃器各部の結合状況の異常有無を確認しない場合 5
操作が粗暴な場合 5
操作が不確実な場合 5
用心鉄の中に指を入れた場合 5
水平射撃の姿勢をとった場合 5
不安定な射撃姿勢をとった場合 5
距離の目測ができなかった場合(1種類につき) 5
鳥獣判別ができなかった場合(1種類につき) 2
第二種銃猟免許に出題される課題

(1)圧縮操作
ポンプ式、スプリング式または、プリチャージ式模造銃を使って圧縮操作、または圧縮ガス式模造銃を使ったボンベの取り付け動作を行う

(2)弾丸を装填する動作を行う

(3)射撃姿勢をとる

(4)距離の目測を行う
・300メートル
・30メートル
・10メートル

(5)鳥獣の判別を行う
狩猟鳥獣、非狩猟鳥獣16種類について判別する。

【第二種銃猟】課題に対する主な減点事項と減点数
主  な  減  点  事  項 減点数
圧縮操作等、装填、射撃姿勢ができない場合 31
圧縮操作等、装填、射撃姿勢が円滑でない場合 10
銃口を人に向けた場合 10
用心鉄の中に指を入れた場合
圧縮操作等が不確実な場合
距離の目測ができなかった場合(1種類につき)
鳥獣の判別ができなかった場合(1種類につき)

■ 合格するためのポイント(少しでも減点を少なくするためには)
・用心鉄の中には指を入れない(銃器の点検操作時を除く)
・銃口は絶対に人のいる方向に向けない
・動作の始めと終わりには確認状況を発声する。
実包なし
異物なし

・射撃姿勢(水平撃ちはNG)
壁に貼ってある鳥の絵に対して射撃姿勢をとる場合、水平撃ちにならない方(上部)の鳥を狙う。
・銃器を相手に渡す場合、脱包を確認のうえ、銃床を相手方に向けて渡す。
実猟においては、崖など場所によりやむを得ず猟仲間に銃を持ってもらうことがあります。
・休憩時には、開放して安定した場所に置くことが鉄則です。
木に立てかけたりするのはNG。
・ポンプ式空気銃の圧縮回数は、3~4回程度とする。

■ 銃器の分解、結合手順(第一種銃猟免許)

上 下 2 連 銃 な ど
分解 先台を外す
レバーをひねって銃身を折る
銃身を外す
結合 銃身をはめて閉鎖する
先台をはめる
置くときは、銃身を折って開放状態にしておく
自 動 銃
分解 キャップを取る
先台を抜く
銃身を抜く
結合 銃身を入れる
先台を入れる
銃身を押さえキャップを閉める
置くときは、遊底を開いて解放状態にしておく

■ 距離の目測の距離目測の実施方法
試験官から指示された目標物(電柱等)までの距離が、300m、50m、30m、10mのいずれかを解答する。

■ 鳥獣の判別

第一種銃猟に出題が想定される鳥獣の種類



ゴイサギ、マガモ(オス)、カルガモ、コガモ(オス)、ヨシガモ(オス)、オナガガモ(オス)、ハシビロガモ(オス)、キンクロハジロ(オス)、スズガモ(オス)、クロガモ(オス)、コジュケイ、ヤマドリ、キジ、バン、ヤマシギ、タシギ、ヒヨドリ、キジバト、ニュウナイスズメ、スズメ、ムクドリ、タイワンリス、シマリス、アライグマ、タヌキ、キツネ、ミンク、ハクビシン、アナグマ
非狩猟鳥獣 ヨシゴイ、ササゴイ、マガン、オシドリ、トモエガモ(オス)、ホオジロガモ(オス)、ビロウドキンクロ(オス)、コオリガモ(オス)、ウミアイサ(オス)、ヒクイナ、オオバン、アオバト、ドバト、モズ、ホオジロ、カシラダカ、カワラヒワ、カケス、オナガ、ツグミ、ウズラ、ニホンリス、カモシカ、イタチ(メス)、ムササビ
第二種銃猟に出題が想定される鳥獣の種類
狩猟鳥獣 コジュケイ、ヤマシギ、キジバト、ニュウナイスズメ、スズメ、ヒヨドリ、ムクドリ、バン、タイワンリス、シマリス
非鳥獣鳥獣 アオバト、ドバト、モズ、ホオジロ、カシラダカ、カワラヒワ、カケス、オナガ、ツグミ、ウズラ、ニホンリス、イタチ(メス)

■ 鳥獣判別の実施方法
鳥獣判別は、
・狩猟鳥獣9種類
・非狩猟鳥獣(狩猟鳥獣と誤認されやすい鳥獣)7種類について、
・狩猟鳥獣であれば、例えば「獲ってもよい」、「コジュケイ」のように解答する。
・非狩猟鳥獣であれば、例えば「獲ってはいけない」、「非狩猟鳥です」のように解答、鳥獣の種類を解答する必要はありません。

■ 合格するためのポイント
出題される鳥獣は狩猟読本の挿絵がそのまま提示される場合が多いようです。
なので、基本は狩猟読本に掲載されているイラストをよく見て覚えておくことですね。
都道府県によっては、はく製が使用されるところもあるとか?
あと、カモ類は判別が少しやっかいですね!
漠然と覚えるより、尾の長さや色などの特徴から覚えるのも一つの手だと思います。


5-3.網猟・わな猟免許免許試験の実施方法

網猟・わな猟免許では、
・使用できる猟具であるかどうかの判別
・猟具の架設
・鳥獣の判別
以上の3項目がテストされます。

■ 猟具の判別
猟具の判別は、
・使用できる猟具(3種類)
・使用禁止猟具(3種類)
について行われます。

具体的には、網猟で使用できる猟具として、
・片むそう網
・谷切網
・つき網
使用が禁止されている猟具として、
・はり網
・かすみ網
・とりもち
以上、が使われることが多いようです。

一方、わな猟で使用できる猟具として、
・くくりわな
・はこわな
・筒式イタチ捕獲器
使用が禁止されている猟具として、
・はこおとし
・とらばさみ
・ストッパーなしの筒式イタチ捕獲器
以上、が使われることが多いようです。


■ 網猟・わな猟における猟具架設
・網猟
むそう網架設を行う。
・わな猟
「くくりわな」「はこわな」のいずれかの架設を行う。

【網猟・わな猟】課題に対する主な減点事項と減点数
減 点 事 項 減点数
猟具の架設ができない場合 31
猟具の架設が不完全な場合 20
猟具の架設が円滑にできない場合 10
猟具の判別を誤った場合
鳥獣の判別を誤った場合(1種類につき)

■ 網猟・わな猟における合格するためのポイント
・猟具の使用可否は、数が少ないのでしっかり覚える。
・猟具の架設は、手間取ってもあきらめないで最後までチャレンジする。
架設するのを止めると、その時点不合格!



まとめ

狩猟免許を取得するには、座学【(狩猟者講習会(初心者)】を受講し、先ず、
・知識試験に合格
・適性試験に合格
その上、
技能試験に合格しないと狩猟免状をもらえません。

以前は、技能試験はありませんでした。
その当時と比べると狩猟免許を取得するハードルは高くなったと感じます!

鳥獣判別とか、猟具の架設など、ぶっつけ本番一発で突破するのは結構きびしいと思います。

でも、でも、大丈夫です 😛
現在は猟友会が主に主催する「狩猟免許試験事前講習会」がどこの都道府県でも実施されています。

若干費用(1万円前後)はかかりますが、バッチリ試験準備ができると思います。
事前講習会の受講はオススメです。

具体的な日程や受講要領は住所地の自治体や猟友会に問い合わせればわかります。


<参考文献>
・狩猟読本(大日本猟友会 発行)
・狩猟免許試験例題集(大日本猟友会 発行)


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