家庭菜園

甘夏の収穫時期は?関東で楽しむ甘酸っぱい旬の瞬間

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甘夏ミカンの栽培にチャレンジ!

関東地方での甘夏の収穫時期について解説。




関東で甘夏みかんを収穫する最適な時期

甘夏みかん、関東地方で栽培する際の収穫時期について知っておきたいですね。
一般的に、甘夏みかん収穫時期は以下のようになります。

品   種 収 穫 適 期
新甘夏 3月初旬から4月初旬
紅甘夏 12月から1月
スルガエレガント 2月下旬から4月下旬

甘夏みかんは、収穫後に熟成させて美味しさを引き出すため、収穫時期と美味しい時期に差があります。

一般的に、甘夏みかんは1月中旬から3月初旬に収穫され、最も美味しくなるのは3月中旬から6月です。

この差は、収穫後に酸味を抜いて熟成させることで、美味しさを高めるためです。

甘夏みかんを楽しむために、収穫時期と保存方法に気を付けてください。
収穫直後は酸味が強いため、倉庫などで酸味を抜いてから食べるのが一般的です。

美味しい甘夏みかんを収穫して、旬の味わいを楽しんでくださいね。

甘夏みかん3品種の特徴

1. 新甘夏
特徴
新甘夏ミカンは、愛媛県で「サンフルーツ」として知られ、1962年に甘夏の枝変わりとして発見されました。

また、地域によって品種名の呼び方も違いがあるようです。
・愛媛県では「サンフルーツ」
・九州では「新甘夏」
・静岡県では「ニューセブン」
・和歌山県では「田の浦オレンジ」
等々

この品種は、甘夏よりも甘みが強く、酸味がしっかりと感じられるのが特徴です。
果皮は滑らかで、果肉はプリッとした食感を持ち、爽やかな甘酸っぱさが楽しめます。

の時期は、3月初旬から4月初旬

2. 紅甘夏
特徴
紅甘夏ミカンは、通常の甘夏みかんよりも特徴的な色合いと味わいを持ち、果皮が鮮やかな紅色で、果肉にも淡い赤みを帯びています。

味わいは甘夏よりもさらに甘く、酸味がまろやかで、果汁が豊富です。
特に鹿児島県阿久根市で栽培される「出水の紅甘夏」は、糖度が高く、初夏にぴったりの爽やかな味わいが魅力です

3. スルガエレガント
特徴
スルガエレガントは、果肉が濃いオレンジ色で、甘さが強調されています。
糖度が高く、香りも豊。
皮は薄く、食べやすいです。
ジューシーでリッチな味わいが楽しめます?

これらの甘夏みかんは、それぞれ異なる特性を持っており、収穫時期に合わせて楽しむことができます。

どの種類も美味しさを存分に味わってくださいね。

甘夏みかんの育て方

1. 適切な場所を選ぶ
甘夏みかんは日光を好むため、できるだけ日当たりの良い場所に植えましょう。

北風が当たらない場所が理想です。
でも・・・、そんな場所って少ないですよね!
あまり気にする必要もないでしょう。

土壌は排水が良ければ特に選びません。

2. 植え付け
3月から4月に植え付けを行います。
直径80㎝、深さ60㎝の植え穴を掘り、腐葉土と完熟たい肥を混ぜておきます。
根を広げるようにして植え付け、しっかりと水を与えましょう。

3.仕立て方
大きく育つため、変則主幹形や主幹形に仕立て、スリムな樹形に整えます。

4. 剪定
3月の収穫後剪定を行います。
交差している枝や徒長している枝を切り落としましょう。

5.施肥
春肥、夏肥、初秋肥、晩秋肥と1年に4回の施肥を行います。

・春肥
緩効性の有機肥料

・夏肥、初秋肥、秋肥
即効性の化成肥料を与えます。

6. 果実管理
果実が成長する過程で、傷のある果実や成長が不十分な果実を摘果します。
これにより、健康な果実に栄養が集中し、品質が向上するんですね!

なお、あえて摘果しなくても、柑橘特有の生理落下でけっこう落ちるのでその辺のバランスですね。



害虫に注意

1.カイガラムシ
夏みかんに限らず柑橘類に付くカイガラムシはヤノネカイガラムシ

ヤノネカイガラムシは、みかんやレモンなどの柑橘類に発生し、葉や枝、果実に付いて吸汁する害虫です。

雌成虫の介殻(かいがら)は紫褐色で、矢じりのような形をしています

ヤノネカイガラムシの生態
ヤノネカイガラムシは年間で2~3回発生します。
特に5月上旬から7月下旬、7月中旬から10月上旬にかけて多発します。

症状
寄生場所は 葉や枝、果実に寄生し、吸汁することでミカンに被害を与えます。
ひどくなると落葉し、放置しておくと、どんどん増殖して木が枯れてしまうこともあります。

防除
(1) 寄生が少量の場合は歯ブラシなどでかき落とす。
(2) 寄生の多い枝は切り落とす。
(3) 薬剤防除は6月中下旬~8月中下旬に散布。
(4) 冬期(12~1月)にマシン油乳剤の散布を行う。
カイガラムシは薬剤が効きにくい(薬が浸透しない)ですが、マシン油はカイガラムシを油膜で覆って窒息させてしまうんですね!

2.ハモグリガ
別名、エカキムシ(絵描き虫)。

かんきつ類に寄生する小型の害虫です。

ハモグリガの幼虫は葉の内部に潜り込み、葉の表皮と葉肉の間を移動しながら、葉の組織を食害します。
これによって、葉には白いスジのような模様が現れ、これが「エカキムシ」の名称の由来となっているんですね。

ハモグリガは春先から初夏にかけて、新芽の葉に卵を産み付けます。
放置しておくと、こんな状態に!

防除
モスピラン(液剤)、を新芽が出始めてから7月くらいまで散布。
筆者は2週間に一度くらいの頻度で消毒してます。

葉の状態をみれば寄生しているかすぐわかるので、状況を見ながら防除しましょう。





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