この記事では、
・魚種別の遊漁券と釣法、料金
・鮎(友釣り)のポイント
・道志川の水位情報の調べ方
・キャンプ場情報
等々について掲載しています。
道志川と言えば、鼻まがりで有名な鮎、そしてヤマメですよね!
道志川で釣りをするには遊漁券が必要!
遊漁券は釣りを楽しむための大切なチケット!
遊漁券は、河川や渓流など、漁協が管理する漁場で釣りを楽しむための許可証です。
魚種や釣り方によって必要な遊漁券の種類が異なり、期間や区域もそれぞれ決まっています。
遊漁券は、漁協や釣具店、コンビニエンスストアなどで購入できます。
遊漁券の料金は、対象となる魚種や期間によって異なりますが、1日券、年券など様々な種類があります。
1日券のことを日釣り券と言ったりします。
無料で釣りを楽しめる区域もありますので、事前に確認しておきましょう。
遊漁券は、釣りを楽しむためのマナーであり、魚資源の保護にも役立ちます。
釣り人は、遊漁規則を守り、安全に釣りを楽しみましょう。
道志川釣り情報(料金・釣法・解禁日・終漁日)
道 志 村 漁 業 協 同 組 合 管 轄 | 共 同 漁 場 | ||
魚種 | 鮎 | ヤマメ・雑魚 | 鮎 |
年間遊漁証(年券) | 8,000円 | 6,000円 | 7,000円 |
日釣遊漁証(日釣券) | 2,000円 | 1,200円 | 1,800円 |
日釣券(現場調達) | 2,500円 | 2,000円 | 2,400円 |
解禁日 | 6月15日 | 3月1日 | 6月15日 |
終漁日 | 10月15日 | 9月20日 | 10月14日 |
釣法 | 友釣り | エサ、ルアー等 | 友釣り |
※ 共同魚場は道志村漁業協同組合、相模川漁連の管理エリアとなります。
遊漁証詳細
年間遊漁証は、免許証サイズ(縦3cm×横2.4cm)の顔写真が必要となります。
道志川での釣法
<鮎>
友釣り
※ アユイング(ルアー)やコロガシ、エサ釣りはできません。
<ヤマメ、他>
竿釣り(餌:フライ:ルアー:テンカラ)
※ ヤマメに関しては、20尾以内/日/一人
15センチ以下はリリース+
道志川沿いのオトリ屋さん
※ 下表、電話番号は「道志川釣りマップ」より転載。
オトリ屋さんの場所(地図)
<道志村漁業協同組合>
「道志川渓流フィッシングセンター」が漁協の場所です。
<湯川屋>
道志川の鮎釣りポイント
道志川の主な鮎釣りポイントを動画で紹介します。
<椿キャンプ場>
ここのポイント、キャンプ場だけあって設備が整っていて最高です!
・遊漁券、オトリはもちろん購入できます。
・トイレ(男女別)はウオッシュレット、便座も暖かい!
・予約すれば入浴もできるそうです。
・キャンプ場だけあってバンガローも数棟あるので泊まり込みでの鮎釣りもできます。
・キャンプ場のすぐ下は、いいポイントがたくさんありますよ 😛
<馬場地区>
ここのポイントは漁協の駐車場へ無料で駐車できる上、川へも近いです!
場所は、和出村バス停前公衆トイレから道志みちを山中湖方面へ。
まもなく、道志漁協駐車場の看板が進行方向左手側に発見できます。
それほど広くはありませんが、丁寧に停めれば10台くらいは置けます。
川へは1分もかかりません。
また、川へは橋(右岸)を渡って土手から降りられます。
左岸側からは、要所要所にはしごが掛けてありますから降りやすいですよ 😎
<谷相郷キャンプ場前>
ここのポイントは前記(馬場地区)で紹介したポイントのすぐ下流です。
キャンプ場に車を停めての釣りは多分NG。
キャンプシーズになると川遊びが入るので釣りはちょっと厳しいかも!
<道の駅どうし前>
ここのポイントは、道志みち公衆トイレから山中湖方面へ約3㎞弱です。
「道の駅どうし」の標識がありますからすぐわかります。
ここのポイントは、川へ降りやすく開けているので釣りやすいです。
道の駅脇の土手にはこんな像が!
カッパでしょうか?
道志川の水位情報|釣行前にはライブカメラでチェック!
道志川は釣り愛好家にとって魅力的なスポットですが、その水位は非常に変動しやすい特性を持っています。
この川には上流にダムがないため、雨が降るとすぐに水量が増え、急な増水が見られることがあります。
安全に楽しむためにも、釣りに出かける前には必ず最新の水位情報を確認することが重要です。
道志川の水位は、大山橋付近に設置されているライブカメラで現状水位をほぼリアルタイムに確認できます!
画像を通じて川の様子を把握できるため、予期せぬ状況に備えることが可能です。
道志川での釣りは自然の美しさと直接向き合う経験ですが、その自然が時には予測不可能な振る舞いを見せることもあります。
だからこそ、水位のチェックは釣行の際には欠かせない習慣とするべきです。
安全第一で楽しい釣りを心がけましょう。
ライブカメラで撮影された川面(画像)が確認できます。
さらには、時間軸(10分ごと、1時間ごと)グラフ状で水位の変化がわかります。
出典国土交通省 関東地方整備局
大山橋:山梨県南都留郡道志村神地9250
清流道志川、こんなに荒れることも!
道志川の鮎は絶品!
道志川は、その清らかな流れで知られ、鼻曲がり鮎の生息地としても有名です。
この川の特徴は、水の透明度が高く、鮎が好む環境が整っていることにあります。
川底には大きな石がゴロゴロしており、その表面には鮎の餌となるコケが豊富に生息しています。
鮎を釣り上げて内蔵の状態を見ると、その清潔さが一目でわかります。
多くの河川で見られるような内蔵の汚れやドロドロした状態が、道志川の鮎には見られません。
これは、川の水質が非常に良いことを示しています。
また、道志川の鮎は「鼻曲がり鮎」としても知られていますが、この特徴は現在では稀です。
しかし、たまにその特徴を持つ鮎が釣れることがあり、それがまたこの地域の鮎を特別な存在にしています。
鼻曲がり鮎とは?
道志川ではかつて、独特な形状の「鼻曲がり鮎」が見られました。
このアユは、急流を力強く遡上する過程で、上顎の筋肉が発達し、顔が特徴的に変形していたとされます。
そのユニークな外見から「鼻曲がり鮎」という名前が付けられ、その味わいも絶賛され、江戸時代には将軍家への献上品としても珍重されていました。
しかし、昭和時代の城山ダムの建設により、道志川と相模川との間のアユの遡上が妨げられるようになりました。
これにより、鼻曲がり鮎は姿を消し、その特異な形状を持つアユを見ることはできなくなりました。
この歴史的な背景と鮎の変遷を後世に伝えるため、「道志川アユの碑」が設置されています。
碑は、青野原オートキャンプ場から歩いて約10分の距離にあります。
キャンプ場から出発し、道志川を渡るとすぐにその河原に到着します。ここは、かつて鼻曲がり鮎が泳いでいた場所として、訪れる人々にその歴史を感じさせる特別なスポットです。
道志川で鮎釣りをエンジョイ!2024年、道志川鮎解禁日は6月15日(日)
道志川の鮎漁解禁日は毎年6月中旬。
近県のほとんどの河川の解禁日が6月1日であるのに比べると若干遅い解禁日ですが、天然遡上ができない河川故でしょうか。
今年も4月~5月に3000㎏放流されたようです!
都心に最も近いキャンプ場のメッカ!道志村
道志村は、山梨県と神奈川県の境にある自然豊かな地域です。
この村は、北に道志山塊、南に丹沢山塊を抱え、どちらも1000メートル級の山々が連なる美しい景観を誇ります。
中心部を流れる道志川は、その清らかな流れが特徴で、夏季には多くの家族やグループがキャンプを楽しむために訪れます。
特に道志村のキャンプ場は、アクセスの良さから都心からの訪問者にも人気が高く、夏場には予約が取りにくくなるほどです。
そのため、計画を立てる際には早めに予約を入れることが重要となります。
この地域の自然を満喫できるキャンプは、多くの人々にとって夏の楽しみの一つとなっています。
釣りにおすすめ椿キャンプ場
道志川に面した椿キャンプ場は、山梨県南都留郡道志村に位置しています。
ここでは美しい道志川の清流の景観を眺めながらゆっくりとした時間を過ごすことが可能です。
以下に、椿キャンプ場の主な特徴と設備をまとめてみました:
・バンガロー:10棟あり、2人から10人用まで対応しています。
・ 駐車場:利用可能です。
・遊魚券取扱:取り扱っています。
年券を持ってない人は日釣り券を購入できます。
・岩風呂:道志川を臨む岩風呂があります。
・トイレはウオッシュレット
・ 料金:
オートキャンプは大人(中学生以上)1000円、小人(小学生以下)800円、駐車料1台1000円~、テント1張1000円~など。
川幅はそれほど広くないが友釣りを堪能できるポイントがいっぱいありますよ!
なお、このキャンプ場のご主人は漁協の組合長だそうです。
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