
蜘蛛の巣をはらないアシダカグモ!
・誤解されがちな「夜蜘蛛」!生態と共存方法
・夜行性で、ゴキブリ退治に役立つ!
多くの人が恐れるアシダカグモ。
実は、毒を持たない無害なクモであり、ゴキブリなどの害虫を捕食する自然の害虫駆除役です。
この記事では、アシダカグモの生態と、上手に共存する方法を紹介します。
アシダカグモは夜行性
アシダカグモは夜行性のクモなんですね。
昼間は人目に触れない場所に潜んでいますが、夕方頃から活動を始めます。
また、アシダカグモはとても素早く動き、人の動体視力では追いつかないときがあります。
アシダカグモは空気を読むと言われてます!
昼間私たちが休日などで家で休んでいるときには姿を出さないでくれたり、見る度にビックリしていたら姿を見せなくなったりと言われています!?
通常、人が就寝する夜間に活動を活発化させます。
そのため、人が寝静まると暗く静かになった寝室は、アシダカグモにとって魅力的な環境だとか?!
ただし、就寝中にアシダカグモが人に接近することはまれで、それは何かの衝撃でパニックになり、自分がどの方向へ進んでいるかわからなくなっているだけなのかも知れません。
基本的に、アシダカグモは人間に対して攻撃を加えることはありません。
そんなアシダカグモ、退治しないで歓迎してあげましょう。
夜出てくるアシダカグモ、良くも(夜蜘蛛)来てくれた!
アシダカグモの習性
アシダカグモは、その名の通り足が長いクモの一種で、家屋内でよく見かけることから「家の守り神」とも呼ばれます。
毒を持たないため人間には無害で、ゴキブリなどの害虫を捕食するため、自然の害虫駆除役として役立っています。
夜行性で、昼間は隠れることが多く、夜になると活動を開始します。
日本全国に広く分布しており、特に湿度の高い場所を好む傾向があります。
見かけた際は、恐れることなくその役割を理解し、共存の心を持つことが大切です。
アシダカグモの識別ポイント
アシダカグモの識別方法は、その独特な特徴に注目することから始まります。
体長は約10mmから15mmで、脚を含めると5cmほどにもなり、日本国内で見られるクモの中では大型の部類に入ります。
※ 卵?を抱えているようです!
体色は黄褐色が一般的で、脚は非常に長く、そのスマートな体型から「ダンディ」とも称されます。
警戒心が強いのか、見かけてもじっとしていることはありません。
長い脚で素早く逃げてしまいます!
アシダカグモはどこからくるの?
アシダカグモはいったいどこからくるんでしょうか?
換気扇や通気口
?キッチンやトイレの換気扇、通気口はアシダカグモが侵入する一般的な経路です。
これらの場所は、外部からの空気の流れがあるため、隙間から容易に入ることができます。
床下
アシダカグモは、床下など、暗くて湿気の多い場所を好みます。
これらの場所から、家の中に侵入してくることもあります。
屋根裏や外壁の隙間
?アシダカグモは、屋根裏や外壁にできた小さな隙間からも侵入します。
特に戸建て住宅では、こうした隙間が多く存在するため、侵入しやすいとされています。
その他の隙間
アシダカグモは非常に柔軟な体を持っており、ミリ単位の隙間からでも侵入することができます。
これには窓やドアの隙間も含まれます
生態系のバランスを保つハンター
アシダカグモは、見た目から誤解を受けがちですが、実は私たちの生活環境にとって重要な役割を担っています。
アシダカグモは、ゴキブリ、ハエ、ヤモリ、カマキリ、ゲジゲジ、ムカデなど、家屋内外に侵入する害虫を捕食することで、自然界の生態系のバランスを保つのに貢献しています。
具体的には、アシダカグモは夜間に活動するため、人間が活動していない時間帯に害虫を捕食するんですね!
害虫を食べている姿を見かけることはありません。
また、網(蜘蛛の巣)を張らずに獲物を待ち伏せるため、殺虫剤の影響を受けにくく、害虫駆除に効果的な存在と言えます。
さらに、アシダカグモは人間に対して無害。
アシダカグモの毒は人間にとって致死量ではない。
また、噛まれたとしても軽微な痛みを感じる程度だそうです。
アシダカグモは基本的に攻撃的な性格ではなく、人間を襲うことはほとんどありません。
アシダカグモの特徴
体長はメスで20 - 30 mm、オスでは10 - 25 mmで、左右の歩脚を伸ばすと約100 mm(10 cm)ないし15 cm程度になる。
オスはメスより少し体が小さく、やや細身で、それに触肢の先がふくらんでいる。全体にやや扁平で、長い歩脚を左右に大きく広げる。
歩脚の配置はいわゆる横行性で、前三脚が前を向き、最後の一脚もあまり後ろを向いていない。
歩脚の長さにはそれほど差がない。体色は幼体は成体に比べて色の薄い茶褐色をしており雌雄の差はないが、亜成体になると雌雄の差がはっきりしてくる。
メスは灰褐色で、多少まだらの模様があるが、雄は全体に白っぽく頭胸部の後半部分にドクロ模様のような黒っぽい斑紋がある。
また、雌雄共に頭胸部の前縁、眼列の前に白い帯があり、類縁種であるコアシダカグモとはこの帯の有無で判別できる。
ウイキペディア
アシダカグモは昆虫にあらず
クモと昆虫の違いは、
・体の構造
・呼吸器官
・目の数
などに明確に表れています。
クモの体は頭胸部と腹部の2つの部分に分かれており、8本の脚を持ちます。
一方、昆虫の体は頭部、胸部、腹部の3つの部分から成り、6本の脚が特徴です。
呼吸器官に関しては、クモは書肺(しょはい)や気管を持ち、これらを通じて呼吸を行います。
昆虫は全身に広がる気管系を備えており、酸素を体内に供給します。
また、目の数にも違いがあります。
多くのクモは8つの単眼を持っていますが、昆虫は複眼と数個の単眼を持つことが一般的です。
特徴 | クモ(アシダカグモ) | 昆虫 |
体の構造 | 頭胸部と腹部の2つに分かれる | 頭部、胸部、腹部の3つに分かれる |
脚の数 | 8本 | 6本 |
呼吸器官 | 書肺(しょはい)や気管 | 気管系 |
目の数 | 多くは8つの単眼 | 複眼と数個の単眼 |
アシダカグモの別名
アシダカグモには、地域によって異なる多くの呼称が存在するようです。
・熊本県
イエグモ、ヌスットコブ
・鹿児島県
ヤツデコブ
・沖縄県石垣島
ヤクブ
等々
こうした地域ごとの呼び名からも、アシダカグモが古くから日本人の生活に身近な存在だったことがうかがえます。
「家の守り神」という呼び名も、彼らの害虫駆除能力が昔から認められていた証拠かもしれません。
まとめ
アシダカグモは、人間の生活環境に影響を与える存在ですが、理解と対策によって共存することが可能です。
・無闇に駆除しない: 害虫駆除の味方として尊重する
・距離を保つ: お互いの生活空間を尊重し、干渉しすぎない
・急な動きを避ける: アシダカグモを驚かせないようにする
アシダカグモ、良くも(夜蜘蛛)来てくれたー♬